うさこの近況報告

日々の記録を綴ります

最近の二冊。

専業主婦になってから、
じっくり落ち着いて物事を考える時間を確保できるようになったので、
ここ1年ほど、コツコツと自分の棚卸作業をしてきました。


いままでどういう環境で生きてきて、自分にとって何が大事で、
どうしても苦手で避けたいことはなんなのか(←これすごく重要な気がする!)。


たくさん本を読んだり、人と話したり、行動を起こしてきた中で、
最近やっと自分のことがわかってきて、
5年ほど続いた暗く長いトンネル(ミッドライフクライシスだと思われる)を、
抜けられるような気がしています。


もしかしたら「もう抜けたのかも?」と思ったりもしますが、
油断は禁物なので、もう少し流れに身を任せてみようと思っているところです。



最近の一冊はこちら。

ティボ・ムリス『「ひとりが好きな人」の上手な生き方』。


どう考えても私は内向的な性格で、
「外交的な人っていいな。」と思う場面が人生で山ほどあったのですが、
「私は自分らしさを発揮できる場所で生きていけばいいんだな。」と、
考え始めていたところにタイムリーに出会った本です。


日々の暮らしに違和感を感じたり無理が生じたときは、
この本に書いてある「10の指針」を確認して、
適宜軌道修正しながら生きて行けばいいんだなと思ったり。


内向型な性格でしんどさを抱えている人には、
『静かな人の戦略書』とあわせてオススメしたい一冊です。



もう一冊はこちら。

『別冊天然生活 小川糸さんの春夏秋冬を味わうシンプルな暮らし』です。


森での暮らしって、憧れるよね。
「私もいつかは。」と思っていた時期もありましたが、
実は最近はそうでもなく。


自分の棚卸しをした結果、
「徒歩圏内にスーパーと図書館と病院がある今の住まいってやっぱりいいよね。」
と思うようになりました。


あと、
「リビングで、静かに窓の外の景色を眺める時間がなにより至福!」
ということにも気付いたり。


私の両親は、父が54歳、母が50歳の時に、
川口の家を売って那須町に移住したのですが(今振り返ると若いね!)、
その家が私にとってはいつでも行ける田舎の別荘みたいなものだし、
田舎暮らしのメリットやデメリットも両親からリアルに教えてもらった結果、
私はしばらくここでいいかなと思っています。


でも、田舎暮らしを楽しんでいる人の暮らしが書かれた本を読むのは楽しいので、
どんどん読んじゃう。ごはんも美味しそうだし。
年齢を重ねたら、私も田舎暮らしをしたくなるかもしれないけど、
そうなったらその時に考えることにしよう。