終業式と今日の一冊。
今日、娘は一学期の終業式です。
朝、「校長先生の長~い話聞いてくるね!」と言って出かけて行きました。
話が長いので、
「立ってると倒れそうになるし、座ってると眠くなるんだよね。」とのこと。
今までの最長記録は20分とのことなので、
帰宅したら、本日の講和時間を教えてもらおうと思います。
今日の一冊はこちら。
塩谷歩波『湯あがりみたいに、ホッとして』。
銭湯で働いていた、画家・文筆家の方のエッセイです。
読んでいたら、子供の頃を思い出したので少々思い出話を。
私が銭湯デビューしたのは、小学校高学年の頃でした。
当時仲良くしていた友人の家にはお風呂がなく(平成初期にしては珍しい)、
毎日銭湯に通っていたので、その友人について行って銭湯デビューしたのでした。
小学生の料金は100円の時代。お手軽価格で、何度も通いました。
友人のお母さんが在宅の時は、銭湯代と飲み物代もくれたので、
お風呂あがりに瓶入りのコーヒー牛乳を飲むのがちょっとした贅沢。
広いお風呂とか、友人との裸の付き合いとか、
番台のおばあちゃんがお客様の赤ちゃんを預かって抱っこしている風景とか、
昭和の名残がプンプン漂うあの感じ。
私にとって銭湯は「娯楽」でしたが、友人にとっては「生活の一部」だった。
そのうち、友人の住むアパートが取り壊されることになって引っ越してしまい、
なんとなく疎遠になりましたが、懐かしい思い出です。
子どもの日に銭湯でもらった定規、35年経過した今でも健在。
↓
『はだかのふれあい 豊かな心』埼玉県公衆浴場業環境衛生同業組合
なんとなく捨てずにここまで来たので、これからも定規の活躍を期待。
というわけで、懐かしい銭湯を思い出した、銭湯とサウナ愛にあふれる塩谷さんの一冊。
銭湯とサウナ好きの方にはもちろんおススメですが、
転職で悩んでいる方も読んでみるとヒントが隠れている気がします。
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