昨日は有楽町へ行き、一人で映画鑑賞してきました。

役所広司さん主演の『PERFECT DAYS』です。

事前にいくつかレビューを確認していたので予想はしていましたが、
会話は少ないし、派手なシーンもないし、詳しい説明もない。
そして、とにかく静かに始まって静かに終わります。
でもね、自分の頭の中でいろいろ背景を考えたりして、
２時間だけど不思議と飽きない。

主人公の平山さんに対して、
うらやましいとか憧れとかいう感情は、私は抱かなかったのですが、
なんかね、あとから、ふとした拍子に何かがじわじわ効いてきます。

帰りの電車で外の風景を眺めている時や、
お風呂でゆっくり湯船に浸かっているときや、
就寝前の寝室の電気を消した瞬間に、
ふっと、平山さんの生き様が脳裏をよぎります。

そして今朝は、鉢植えの水やりをしている最中に、
平山さんを思い出しました（平山さんと私の共通点は、モミジを愛でていることかと）。

私も含めて、多くの人が、
平山さんの要素を持って生きている気がします。たぶんきっと。

数日は余韻が続きそうなので（何かがじわじわ効き続けてる）、
余韻の変化も味わってみようと思います。

映画鑑賞後は、せっかく日比谷に来たので日比谷公園に行きたかったのですが、
花粉の飛散があまりにも多いので断念し、

ミッドタウンに立ち寄ってきました。
お店を眺めたり、ビルの中から日比谷公園を眺めてきました。
何年もずっと塀に囲われて工事中だった場所が、
こうしておしゃれで立派なビルになるってすごいなあと感心。

そして、久しぶりの日比谷は、

ゴジラがいた。