高校１年生の数学の定期テストで、38点を取った記憶があります（注：100点満点）。

当時は40点未満が赤点だったので青ざめていたら、
そんな私に気づいた前の席の理数系男子が、
「部分点取れないか探すよ！」と言って探してくれた、若き日の思い出。

結局部分点は見つけられず、補習を受けて赤点は回避したのですが、
ほとんど話したこともないのに協力してくれた前の席の理数系男子の岩本君（実名公表）、
30年近く経過した今でも感謝しています。
きっと本人は忘れていると思いますが、元気でいるといいな。

というわけで、高校１年で理数系から脱落した私の今日の一冊。

『東大の先生！文系の私に超わかりやすく物理を教えてください！』です。

なんとなく面白そうなのに、公式が出てきたとたんにやる気をなくす物理ですが、
この本は、文章と絵と図で説明してくれるのでとても分かりやすいです。

「そういえば、高校の物理で教わったな。」とおぼろげに思い出しましたが、
すっかり忘れていた知識ばかり。

高校時代にこの先生の授業を受けてから世の中を見回したら、
きっとわくわくしたんだろうなあと思います。
世の中は物理であふれている（笑）。

娘が学校で物理を教わるときには、この本を教えてあげよう。