最近の二冊。
昨日、病院の診察待ちで読んだのがこちら。
鈴木おさむ『仕事の辞め方』。
3月31日で放送作家業と脚本業を辞めるという鈴木おさむさん。
テレビで、40代の「ソフト老害」の話をされているのを聞いて以来、
とても気になって図書館で予約待ちしていました。
「40代はしんどい」っていう項目、業種は違うけどなんとなくわかる気がする。
私は退職して2年近く経過するので、過去の思い出話で済むのでいいのですが、
もしまだ仕事を続けていたら、
もやもやしてしんどい日々が続いていたんだろうなと思います。
仕事を辞めようと思った人の経緯が書かれた本、なかなか面白かった。
そしてもう一冊はこちら。
金間大介『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』。
タイトルが気になりすぎて図書館で予約した一冊です。
高校生の娘とおしゃべりする時間が多いので、
何となく最近の若者の傾向はわかっているつもりでしたが、
現場で大学生と接しながら研究している方の書いた文章は、
それなりに衝撃的ではありました。
でも、ジェネレーションギャップは昔から存在してたし。
年代ごとに、政治や景気や世の中のいろんな影響を受けいて、
生き方や考え方の傾向はあると思いますが、
若者も一対一で向き合うと、個性があって面白いなと思っています。
この本も、最初は過激なことが書いてある気がしてドキドキしましたが、
終盤は、若者を応援してくれるのでほっとしました。
勝手に、私も応援された気がしています。
というわけで、今回の二冊は、
「どの年代も、みんな頑張って生きてるし、私も頑張ろう!」という感想でした。
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